私たち生命保険営業職員であるJAIFA会員は、会社の枠を超えて一致団結した仲間と共に、これまで社会貢献活動を幅広く実行してまいりました。
しかし、公益社団法人となったJAIFAには、更にもう一つの大きな募金活動の柱として、大災害の緊急支援活動の強化を図る必要があると考えました。
国内外を問わず、大地震や津波などの大自然災害発生時には、「支援金活動」を行い、日本赤十字社を通じて被災地へ救援の手を差し伸べてきました。
平成23年3月11日に発生しました、東日本大震災や福島原発事故では、JAIFAは、いち早く被災地へ支援物資をお届けすると同時に、避難所や児童養護施設などを訪問し様々な支援活動を行いました。
これらの経験から、現地への支援活動をより迅速に被災者の声に対応し行動につなげていくためには、災害発生の都度実施する支援金活動ではなく、平常時から、万一の緊急時の支援体制を整え、寄付金を受付けて蓄えておく仕組みが必要だと痛感しました。そこで、新たに「JAIFAハートフルファンデーション」を創設し、突発的災害への支援、なかでも被災地で困っている子供たちへの支援をしていきます。
JAIFA会員は、「いま私たちにできること」の思いを胸にしてこれからも積極的な活動を展開致してまいります。「ハートフルファンデーション」の趣旨をご理解いただき、なにとぞご賛同のうえ、ご支援・ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
令和元年5月30日
公益社団法人 生命保険ファイナンシャル・アドバイザー協会
委員長 大坂 賀津美