公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会 Japan Association of Insurance and Financial Advisors

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Web magazine“Present” 広報誌「Present」Web版

2022年5月号掲載

仕事に趣味に活用しよう!「オンライン学習」

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人生100年時代を迎え、長い人生をいきいきと過ごすためには、学び続けることが大切といわれます。新しいことを始めるのに遅いということはありません。今回は、場所を選ばず学びが実現するオンライン学習についてです。

オンライン学習とは

これまでは、学びというと学校など特定の場所に集まり、講師と受講者が対面で授業を受けるのが一般的でした。オンライン学習では、インターネットを利用して、場所や時間を選ばずに好きなときに好きなだけ、学習することができます。

似たようなものに、従来からの通信講座もあり、趣味系の講座が比較的充実しています。
ただし、教材の受け取りや課題の添削、講師への質問などを郵送でやり取りする手間があります。オンライン学習なら、テキストなどはダウンロードですみ、コンテンツも端末に直接配信されますのですぐに学習が始められます。

オンライン学習にも種類が

オンライン学習は、大きく「オンデマンド配信」と「ライブ配信」の2つがあります。

【オンデマンド配信】

あらかじめ授業や講義を収録したものを配信するものです。収録済みのため、受講者は好きなときに何度でも受講可能です。繰り返し受講できるので講義の復習も簡単です。

【ライブ配信】

リアルタイムで配信され、同じ時刻にすべての受講者が学ぶ形式です。講師と受講者間で、双方向のコミュニケーションが実現するのもライブ配信の魅力です。

オンライン授業のメリット

便利なオンライン学習には多くのメリットがあります。

【時間や場所を選ばない】

インターネットを利用したオンライン学習の最大のメリットは、場所や時間に関係なく自分のペースで学べる点でしょう。インターネットを使う特徴から、通信環境があればいつでも好きな場所で、何度でも学習できます。
移動時の電車の中、カフェで過ごすちょっとしたすきま時間などを利用して、スマートフォンやタブレットなどから学習できます。少しずつでも学習を継続して習慣づければ、中途での挫折防止効果もあるでしょう。
また、住んでいる地域に関係なく学べる点もオンラインならではです。

【内容が理解しやすい】

オンライン学習は動画や音声を使って学ぶものが多いため、文字や写真・図表だけのテキスト学習よりも、講師の説明を理解しやすい効果も考えられます。わからない所があれば、何度でも視聴しなおせることもオンラインならでは。特に、楽器などを習うときには、動画で繰り返し確認できるのは大きなメリットになります。

【教育の質が均一化される】

対面での学習では、講師のスキルによって教育の質が左右されることがあります。オンラインであれば、同じ学習教材を使いますので、教育の質は基本的には均一と考えて良いでしょう。
また、学んでいるコンテンツに変更が生じた場合でも、改訂などの変更は簡単にできるため、常に最新の情報で学ぶこともできます。

デメリットはないの?

便利なオンライン学習ですが、一方でデメリットもありますので押さえておきましょう。

【通信環境や端末に影響される】

オンライン学習は、インターネットが基本です。ネット環境がなければそもそも学習できません。
また、通信回線の速度や電波の強弱なども、個々の学習に影響する要素です。使用する端末(パソコン・タブレットなど)の種類や性能にも左右されることもあります。

【実技系のものは習得しづらい】

たとえば、楽器やDIYなど、実際に手を使って技能を習得するものは、学ぶのが難しい場合もあります。繰り返し見られることはメリットですが、映像の角度によってはわかりづらいことも。その場で講師に確認できる対面方式とは違うことも想定しておきましょう。

【持続することが難しい場合も】

学ぶ側から考えると、いつでもどこでも学べることで、学習をすすめるモチベーションの維持が難しいこともあります。自分自身で一日の時間の使い方を考えて、必ず学ぶ時間を確保しないと計画通りに進まない場合もあります。

オンライン学習の
メリットデメリット

メリット デメリット
● 時間や場所、居住地域を選ばず学べる
● 内容が理解しやすい
● 講義の質が均一化する
● 通う時間や交通費の節約になる
● 通信環境に左右される
● 実技系の学習には向かないこともある
● モチベーションの維持が難しい
● 電子機器の長時間視聴による健康面の懸念

自宅学習で集中できないとき

オンライン学習は、基本的には自宅学習になりますが、人によっては、一人で学習することに孤独を感じる方や、家で勉強するとつい怠けてしまいがちという方も多いのではないでしょうか。

そのようなときは、「有料自習室」、「レンタル自習室」等を利用してみるのも良いかもしれません。早朝から夜中まで開いている所もありますので、自身のスケジュールに合わせて、職場の近くや自宅近くにそのような所があれば検討してみても良いでしょう。
料金プランは、月会費を支払う完全会員制のものから、時間制で気軽に利用できるものまで幅広くあります。設備は、コインロッカーや電源、WiFi、空気清浄機等を常備しており、会社員を中心に高校生から年金世代の方々までさまざまな人が利用しているようです。

自宅で自分のスペースが確保できたとしても、一人で勉強していると緊張感がなくなり、勉強に身が入らなくなることもあるかもしれません。それらを防止する一つの面白い試みとして、「オンライン自習室」を活用するという方法もあります。

オンライン自習室とは、インターネット上に作りだす仮想の自習室のことをいいます。Webカメラを繋ぎ、画面越しに自習空間をメンバーと共有し、相互に勉強している姿を監視することで集中力を高めようとするものです。Web会議サービスのZoom等でも無料で開放されています。

家庭の事情等で学習が遅れがちだったり、仕事との両立が難しかったりと忙しい日々の中で勉強を両立させるのは大変なことですが、工夫をしながら勉強を継続していくことが大事です。

オンライン学習に必要なもの

オンライン学習で必要になるものを図表1にまとめました。基本になるのは、インターネットに接続できる環境と、講義などを視聴する端末です。

特にインターネットについては、回線速度のスピードや安定性によっては、回線の途切れなどを引き起こし、講義視聴時の満足度に大きく影響します。

図表1 ■ オンライン学習で
必要なもの ■

種 類 ポイント
インターネット回線 動画など通信量は多くなるため、光回線やWi-Fi回線など、
通信料を気にせず利用できるものを
パソコン・タブレット・
スマートフォン
見やすい大きさの端末を準備。スマホでも可能だが、
画面が小さいと視聴しづらいので移動時などに限定
ウェブ用カメラ スマホやタブレットには装備済み。
パソコンは種類によってついていないので準備が必要
イヤホン(マイク付き) 語学系の学習では、講師と双方向で会話することもあるため、
マイクのついたイヤホンがあると便利
ビデオ通話アプリ ライブ配信での学習では、ZOOMやSkypeなどの
通話アプリが必要になることもあるので、ダウンロードしておく

オンライン学習で何が学べる?

いまでは、多くのジャンルのオンライン学習サービスが提供されています。生活にすぐに役立つ実用的なもの、将来へ向けてのスキルアップに役立つ語学・教養系のものなど、自分自身の学ぶ目的に合ったものを選択しましょう。

一例として、主に社会人向けのオンライン学習サービス(図表2)をご紹介します。自分にマッチするものを見つけて、仕事や趣味に活かしましょう。

図表2 ■ 社会人向け
オンライン学習サービス ■

サービス名 内容・特徴
Udemy
(ユーデミー)
約18万のビデオコースを揃える、オンライン学習サービス。
デザイン、音楽、ソフトウェア、自己啓発などジャンルも豊富。
講座のセールも実施されていて、タイミングが合えばお得な料金で受講可能
Schoo
(スクー)
生放送で配信される授業が特徴で、趣味から専門まで幅広いジャンルをカバー。
ライブ配信を活かし、講師と受講生双方向のコミュニケーションも魅力。
約20カテゴリ7,000本以上の授業が揃う
gacco
(ガッコ)
ビジネスや教養など、大学や企業が提供する多彩な講座を無料で受講可能。
1本あたりの動画は10 分程度と、学びやすさも配慮されている。
テストやレポートを提出し、基準を満たすと修了証も発行される
スタディサプリ
ENGLISH
英語を学ぶことに特化したオンライン学習サービス。
ビジネス英語や新日常英会話など、目的別にコースを用意。
1回3分からの受講でスマホを使ってスキマ時間で学べる、学習の継続率は約90%の実績。

*記載の情報は2022年2月現在のものです。

健康に配慮して上手に活用する

オンライン学習は、集中しすぎるあまり、運動不足や肩こり、ドライアイ(目の渇き)、不眠になってしまうことも。パソコンやスマートフォンのディスプレイを長時間見続けることが原因で生じる身体や心の不調には注意が必要です。

パソコンの使用は1時間位を目安に、10分程度の休憩を取ったり、ストレッチをしたりすることを心掛け、心身に負担をかけないようにします。 オンライン学習は、一日の貴重な時間を一定の場所で長く過ごすことになりますので、健康にも留意しながら、楽しく学習を進めましょう!

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