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Web magazine“Present” 広報誌「Present」Web版

2022年9月号掲載

使い方に気をつけて!クレジットカードの信用力が落ちる行為

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便利な分、きちんと使わないと危険!

クレジットカード(クレカ)は街中やネットで使えるだけでなく、お得なポイントもついて支払いは後払い。とても便利なツールですが、使い方に気をつけないと信用力が下がって損をする可能性もあります。特に、次のような場合は要注意です。

①短期間に多くのクレカを申し込む

何枚ものクレカを一気に申し込む「多重申込」をすると、審査が通りにくくなると言われています。クレカ審査の際、カード会社はクレカの情報を管理する「信用情報機関」の情報を参照します。申込情報は信用情報機関に6か月間保管されるので、当然ながらカード会社は多重申込に気づきます。そこで「返済能力以上にお金を使いたいのでは?」とカード会社に判断されてしまうと、審査が通りにくくなるのです。
もし複数枚のクレカを申し込みたい場合は、6か月以上間隔をあけたほうがいいでしょう。

②クレカを短期間で解約する

クレカを発行すると、特典としてポイント還元やキャッシュバックが受けられたり、景品がもらえたりします。しかし、特典を目当てにしてクレカを作り、特典を受け取ってすぐ解約した場合、カード会社は「特典目的の発行だった」と判断し、次回以降のカード発行を断られる恐れがあります。
最低でも1年程度はクレカを使って(もしくは保有して)から解約しましょう。

③クレカで換金性の高いものを買う

ギフト券や商品券、ブランド品といった換金性の高いものをたくさん買うと、クレカの「現金化」について疑われてしまいます。これらを金券ショップなどで売って、現金に変えているのでは……と思われてしまうのです。クレカの現金化はカード会社の規約で禁止されており、もし発覚するとクレカの利用停止や強制解約になることも。以後の審査も通りにくくなるでしょう。

④クレカの支払いを滞納する

クレカの使い方でもっともよくないのは、支払いの滞納です。滞納するとクレカは使えなくなり、支払いが遅れれば遅延損害金を支払う必要も出てきます。
クレカの滞納が常態化すると、滞納履歴が信用情報機関に保存され、クレカだけでなくローンやスマホの買い替えにまで影響が及ぶ場合があります。できるだけ速やかに返済しましょう。

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