公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会 Japan Association of Insurance and Financial Advisors

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Web magazine“Present” 広報誌「Present」Web版

2021年11月号掲載

生命保険の大切さ

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都道府県別賞一等

滋賀県 大津市立瀬田中学校
一学年 細川 知希(ほそかわ ちの)

私の祖母は生命保険会社に勤めています。生命保険の仕事ってどんな仕事だろうと思って、祖母に、「どんな仕事をしているの?」と、聞いてみました。すると、祖母は生命保険について教えてくれました。

相互扶助の精神から始められたのが生命保険制度の起こりだそうです。たくさんの人が生命保険会社へ保険料を支払い、公平に保険料を負担し合います。そして、万が一の時に保険金や給付金を受け取ります。これが相互扶助という助け合いです。一人でいくらお金を貯金して備えても限界があり、カバーできない部分がたくさん出てきます。生命保険はたくさんの人がお金を出し合っているからこそ、必要な時に大きな保障を受け取ることができます。

祖母はその生命保険の大切さをたくさんの人に伝えて、保険の契約をしてもらっています。入社してもうすぐ二十二年目になり、今では二十社ほどの会社と三百人近くのお客様の担当をしています。いつもつらそうな顔をして、「大変大変」と言っているのに、どうして辞めないのだろうと思い、「そんなに大変なら辞めて、違う仕事をしたらいいのに。」と言いました。すると祖母は、「お客さんが『ずっと私の担当でいてね、会社辞めないでね』って言って、待っているから辞められないのよ。」と言いました。

そんな祖母に、今までで忘れられない思い出があるか聞いてみると、「やっぱり、入社してすぐ、初めての死亡保険金のお手続きをした時かな。」と、言っていました。

それは不慮の事故のお手続きだったそうです。ある朝、新聞を見ているとお客さんの名前が目に入り、事故で亡くなったと知り、どうしたらいいか分からなかったそうです。しかしまず、残された家族の立場になって考え、奥さんの気持ちが少し落ちついた一週間後に訪問したそうです。奥さんは泣いてばかりで保険の話ができなかったため、それから一週間後にもう一度訪問し、涙ながら、奥さんの話を聞き続けました。奥さんの目から涙がこぼれなくなったのを確認してから、初めて死亡保険金のお手続きの話をしたそうです。

その方は今はもう八十歳くらいになるそうですが、今もなお祖母のことを信頼し、待ってくれているそうです。「お父さんがいないと何もできない、何もわからない。」と言っていた弱々しい奥さんが、生命保険をきっかけに、一週間、一カ月、一年と強くなっていく様子を見て、祖母は生命保険の仕事にやりがいを感じたそうです。

生命保険は死亡の時だけでなく、行動範囲の広い元気な若い人にも役立ち、スポーツマンや訓練中の消防士さんがケガをした際の給付金のお手続きも何度も何度もしたそうです。中でも、一番役に立つのは医療保険だそうです。人は病気になると、入院費や医療費が必要になると同時に会社も休まなければなりません。入院すれば家族も仕事を休み病院に行くことが多くなります。そうなると、入院している本人も家族も収入が減ることになってしまいます。健康保険ではまかなえない治療費や食事代、差額ベッド代、交通費、衣類、日用品などはすべて実費になります。そこで役に立つのが生命保険というわけです。

生命保険は、死亡の時だけでなく、家族のために一生懸命頑張って働いている人たちやその家族、そして、大切な人を失って心を痛めている人たちの支えになっているのだなと思いました。祖母から生命保険の仕事の話を今まで聞いたことがなかったので、聞けてよかったですし、何より生命保険の大切さを知ることができました。

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