公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会 Japan Association of Insurance and Financial Advisors

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Web magazine“Present” 広報誌「Present」Web版

2022年6月号掲載

『家族の安心を支える生命保険』

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優秀賞

新潟県 上越教育大学附属中学校
二学年 坂口 りさ(さかぐち りさ)

「うちほど生命保険のありがたみがわかっている家もめずらしいかもしれないね。
もちろん、保険金をもらうようなことがない方がずっといいけれど。」
生命保険について質問した私に、母は即座にそう言った。

私の父は、約四年前に自転車の事故で首の骨を折り、肩から下が動かなくなる〝頸髄損傷〟という大ケガを負った。
楽しかった旅行が一転し、その日の内に我が家は前日とはまったく異なる大変な生活になった。
父は長い間、病院を転々としながら治療とリハビリを続け、私たちは父の病院に学校帰りや休日に見舞いに行く日が続き、病院で弁当を食べる日々が続いた。

結局父は、両手が使えないので顎で操作をする特別な車いすに乗ることになった。
百キロ以上の非常に重い車いすのため、小さな段差でも人が持ち上げるのは不可能なので、どこに行くにもスロープが必要になった。
また今までのトイレや浴室なども使えなくなってしまったため、家を父の体の状態に合わせて大きく改善する必要があった。

当然、これまで乗っていた車にも乗れなくなってしまった。
そこで、父の大きな車いすでも乗れるように、後ろにスロープのついた最新の福祉車両を買うことになった。
これらの設備はとてもお金がかかったそうだ。

父は、もともと祖母に勧められてとてもいい保険に入っていたらしい。
事故のケガは障害者手帳一級程度ととても重かったので、それを保障する保険金が支払われることになった。

母によると保険金のもらい方は二種類あったそうだ。
一時金として大きな金額を一度でもらう方法、二十回に分けて二十年間少しずつもらい続ける方法の二種類である。

母は保険会社の方の助言により一時金でまとまった金額をもらう方法を選んだ。
そのおかげで父が自宅で生活するための改善費用と福祉車両を、新たに借金をすることなく一度に購入することができたそうである。
「保険金がなかったら、きっとこんなに安心して使えなかったと思うよ。
本当に保険には助けられた。」と母は言っていた。

家の改築がようやく終わり、父が家で本格的に生活を始めたのは昨年の六月である。
事故から約三年近く経っていた。

現在、父は少しだけ動く手と音声操作を駆使してパソコンで在宅で仕事をしたり、福祉車両で駅まで行き、電車に乗って通勤したりすることができるようになった。
私の父は、プラスチックの研究者である。
頭を使う仕事だったことも幸いし、重い障害の人には珍しく比較的短期間で仕事に復帰できたそうだ。
そしてもちろん仕事をしているおかげで給料をもらうことができるようになった。

保険金がなかったら、父の社会復帰はもっと遅くなっていただろうし、家族もずっと不安だったことと思う。
もし父が生命保険に入っていなかったら……と想像すると今でもぞっとする。

母は、生命保険に入っていて一番よかったことは、お金のことで心配が一つ減ったことだったと断言していた。
働き盛りの父が大ケガをし仕事に戻れるか不安だった時、母もまた、父の生活を助けるために働くことが難しいかもしれないと非常に不安になったそうである。
そんな中で改築や車の購入に大きなお金をかけることは、保険金がなかったら難しかっただろうと思う。

使わなくて済むならそれが一番だが、何かあった時に大きな支えになる。
それが生命保険だと私たち家族はよく理解している。

自分の人生、これからどのようなことが起こるかわからない。
私も将来大人になったら、自分の大切な人を守るために、きちんと保険に入ろうと決心している。
なぜなら、私たちは本当に生命保険に救われたから。

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